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ビジョンズ・オン・ザ・ムーブ スライド・ショー
主催:
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会場:
チケット:
お問合せ:
グラフメディア・ジーエム
2004年2月13日(金)〜2004年2月22日(日)
12:00 - 20:00
第1・3月曜日
graf media gm (大阪市北区中之島4-1-17 瑛長ビル1F)
\1,000(1drinkつき)
グラフメディア・ジーエム tel:06-6459-2082 e-mail:gm@graf-d3.com
[ アーティスト/ナビゲーター ]
■パトリック・リモンド
1968年フランス生まれ。写真分野で活躍中のアーティストで、大阪とパリにその活動拠点を置く。彼にとってカメラとは本質を描写するための筆であり、光と色とは彼が詠う詩のことば。
彼の写真は自身の都市生活におけるありふれた建物・道路・広場の描写である。しかし、いかなる種の本質もそれ自体の美しさを持ち、詩歌は詩人がどんな場所に存在しようとも常に書かれるものでありうる。それが彼の信じるもの。写真はいかなる記録的意図も持ち合わせておらず、主に肉体世界との彼の関係性と緊張を表現している。つまり、彼の撮る写真は個性と個人的進化の証明。都市景観は力強い構成に保有され、確かに豊富な色彩で溢れているが、それらは空間と明るさの印象を与えているだけである。肖像写真は偽ることなく現実であり、写し出された人物をありのままに示そうとしている。
7年以上もの間、彼は世界中で数回の展覧会 (Japan :graf, Kobe fasion museum gallery, ISSISS Gallery ; Poland :Krakow Museum of Photography; France :CEJA, Galerie Hitomi Bushi)を開催。また、いくつかの雑誌にも掲載されている。
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■mamoru(サウンドアーティスト)
7歳からオルガンをはじめ、10代でピアノに転向し独学を続ける。96年に単身渡米。ニューヨーク市立大学に編入し音楽全般を学ぶ。在学中より音楽・アート活動を展開し、01年に帰国する。現在は大阪・東京・ニューヨークなどで音響インスタレーション自作・改造楽器などを用いた音アート作品を発表し続ける。4月に大阪・和泉市にて美術家・宮島達男氏のLED庭園のためのサウンドスケープ「procedure 22:05」を製作・発表した。
その他の活動の詳細:http://www.afewnotes.com
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■トヨダヒトシ
1994年よりNYで長・短編の映像日記 / 映像詩の発表を始める。
1999年までに"Silent Diary" part1−7他を上映。Fringe Festival (NY)、New York Downtown Art Festivalに出品。

ブルックリンの住んでいたアパートからの眺め。迷い込んで来た猫との生活。降り続く雨。に、ただ打たれている庭の植物。川面の光。汚れた服でいっぱいになった青いランドリーバッグを抱え「見て。私、青空を抱えているよ」と笑う恋人。誰もいない地下鉄。繰り返し現れる夜の雪・・・静かに移り過ぎて行く季節と繊細に捉えられた私的な眺めが淡々とスクリーンに映し出される。

1999年より日本での上映も始める。タカ・イシイ・ギャラリー、Nadiff、世田谷美術館、photographers’ gallery、graf gm他にて。 2004年は、ジョナス・メカス氏の主宰するAnthology Film Archives、Carosso Fine Arts(共にNY)、タカ・イシイ・ギャラリー、photographers’ gallery他にて上映予定。

今回はグラフメディア・ジーエムにて開催するvisions on the moveに参加し、日本での時間を綴った新作 "NA.ZUNA" part 1、part 2 と "11211" を上映します。
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■タパニ・フォビネン
1977年フィンランド生まれ。身長194cmから見渡すその視点は、彼独特の世界観をつくり出りだす。カメラとシャッターを切るための人指し指を‘二つの目’として操り、いつもそのタイミングを狙っている。街路に溢れているありふれた風景を探すためによく自転車で出かけている。そして、精神的な世界にあるその「果て」を記録している。
関連URL:フィンランド大使館
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■澤文也(さわ ふみや)
1964年、大阪生まれ。ロンドン大学School of Oriental and African Studies医療人類学修士号取得。幼年期に大阪万博と大阪国際空港で刺激を受け、中近東を皮切りに10代から観光旅行をはじめる。近年はバンコク・ドンムアン空港をハブ空港に移動をしながら面白いことを観察し、音や文字や写真で記録する。昨年企画したgrafでの『my room somehow somewhere』展、台北での『ROOM AIR』展、ロンドンでの『Assorted Asian Tigers』展はすべて移動しながら辿り着けないどこかに憧れる展覧会だった。
関連URL:http://www.log-osaka.jp/people/vol.46/ppl_vol46_1.html
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■在本彌生(ありもと やよい)
1970年東京生まれ。高速移動を日常に取り込み撮影する飛び回り写真家。場所も時間も違う写真がたまっていく。博物館に展示された宇宙服もたらいに浮かんだ羽をむしられた鶏も迷子になったジャングルのシダも同じように私に「いいもんみっけた」というときめきを投げかけてくれた。そうやって何を知りたいのかを探るヒントになっていく。だからまた次のいいもんを探しに行く。果てしない散歩のようなもの。
音楽:佐藤学 http://homepage.mac.com/ggsato/Menu21.html
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■石川直樹(いしかわ なおき)
1977年東京生まれ。高校生のときインドを一人旅したことをきっかけに、地球上の様々な場所を旅する。小笠原、屋久島などでの野宿生活、カヤックによるユーコン川900km単独漕破、アラスカのマッキンリー山登頂などを経て、2000年に北極から南極までを人力で縦断するアドベンチャープロジェクト「Pole to Pole」に参加。同年12月31日に南極点に到達。また、2001年、チョモランマ登頂に成功し世界7大陸最高峰登頂を達成。97年にミクロネシアで伝統航海術(スターナビゲーション)と出会い、現在も習得に励む。著書に『この地球を受け継ぐ者へ』(講談社)、『大地という名の食卓』(数研出版)、写真集に『POLE TO POLE 極圏を繋ぐ風』(中央公論新社)。2003年、写真展『極星に向かって for circumpolarstars』(新宿三井ビル・エプサイト)を開催し、名古屋、福岡、長野などへ巡回。『SWITCH』、『Oggi』、『ソトコト』などの雑誌で連載するかたわら、写真と文章による表現活動を続けている。早稲田大学卒業、現在東京芸術大学大学院在学中。
http://straightree.com
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[ 上映日時 ]
13日(金):パトリックリモンド + mamoru 19:00 / 21:00
14日(土):トヨダヒトシ 18:00 / 20:00
17日(火):タパニフォビネン 19:30
18日(水):澤文也 19:30
19日(木):在本彌生 19:30
20日(金):トヨダヒトシ 18:30 / 20:30
22日(日):石川直樹 19:00
[ 関連企画 ]
■ Visions on the move:BOOK coordination !!
[日時] 2004年2月12日(木)〜2月29日(日)
12:00-20:00
*2月16日(月)定休

「移動すること」「記録すること」をテーマにセレクトした書籍を約250 title 、グラフメディア・ジーエム ・ブックショップ、カフェにて展示販売します。 カフェではこの期間限定のドリンクメニューも御用意しています。

Book Title 書籍タイトルはこちらです!
■Special drink menu
PG Tips Tea \400
イギリスの朝の定番、濃く出して、渋みを楽しみます。ミルクを加えて・・
カフェ・マッキャート \400
マッキャートとはイタリア語で「しみ」。エスプレッソにフォームドミルクをほんの一滴たらしてある飲み物です。
ジンジャー・チャイ \500
インドの日常的な飲み物チャイ。ジンジャー入りはお客様を迎えるときのもの。
ショコラ・ショー \500
フランスの冬のカフェメニュー定番です。
ホット・ブラッドオレンジジュース \500
イタリアシチリア産のブラッドオレンジをHOT JUCEに甘酸っぱいです。
グロギ \600
フィンランドの寒い冬、体を温めてくれる飲み物。色々なスパイスとお酒が少しだけ入っています。
ホットワイン(赤) \600
はちみつとスパイスを加えた赤ワイン。
■Special thanks (alphabetical order)
AKI MIYASHITA | EIJI KOBAYASHI | EMIKO MASUJI | FUMIYA SAWA | HIBIKI TSUGE | HIROKO MIHARA | HITOSHI TOYODA | KAZUHIRO YAMAJI(Flying Books) | KENJI KAI | KYOKO HIRABAYASHI(clover Books) | RYUICHI SAKAMOTO | SACHIKO HIROSE(marble Books) | SHIGEO GOTO | SHIGERU YOSHIDA(COW BOOKS) | TOMOKO KUSAKARI | YOSHITAKA HABA | YUTA IKEGAMI