堀尾貞治展に関して
堀尾にとって生きることは、「日々、創造」である。
芦屋市立美術館での彼のパフォーマンスを観て、そう感じた。 今回の展覧会のタイトル「あたりまえのこと」とは「日々、如可に創造しているか」 ということを堀尾に皆が問われている、ということではないか。
「毎日、あなたたちは何を創造していますか?」
すなわち、それが堀尾の言う「アート」である。 堀尾は美術館ですべてのものに魂をぶつけている。 それもほぼ毎日・・・。 子供たちは、喜々として参加して喜んでいるが大人になったら、この展覧会の意味が 判るときが来るであろう。
grafで行う今回の企画もまた然り、である。 grafのスタッフ、お客さん、取引先の方々等々・・・。 そこに日々、一緒に創造出来るものが加わったら、どんなに毎日ワクワク出来ることか。
堀尾はパフォーマンスの時にしきりにメッセージを発信する。
「あたりまえのこと」
それ以上は口には出さないが、彼は、こう言いたいのだろう。
「あたりまえやん。生きてるんやろ!」
今回の企画が、皆さんの創造を刺激する展覧会であることを楽しみにしています。 ぜひ、一緒に参加してみて下さい。 |